Sweet Meals, Spicy Life -haneri’s diary-

3人育児。合間にごはん。時々おさんぽ。

1人目の出産の話(帝王切開)

こんにちはhaneriです。

今回は、心に強いトラウマを残した1人目の出産について、書いてみたいと思います。

最初の出産は想定外の緊急帝王切開

最初の出産は、予定日を1週間過ぎても全く出てくる気配がなくて、促進剤で生みましょうということで病院に入院。

その日の朝の診察で、グリグリ刺激を受けたからなのか、お腹がちょっとだけピリピリと痛むような気がしたので、その旨を病棟に着いてから伝えたところ、それなら予定日を1週間も過ぎているし、今日の午後に帝王切開で産みましょうということに、話がトントントンと進んでしまった。
 
私自身すんなり受け入れるタイプではないので、なんとか食い下がろうとしたんだけども、一緒に付いてきてくれた実家の父が、医師の言うことは絶対というスタンスがあって、その時はそのスタンスに抗えない気がしてしまったので、そのまま受け入れ、すぐに帝王切開準備が始まった。
 
大慌てになったのは夫で、これから陣痛が始まって、生まれるのはのんびり夕方か夜かなと思ってたとこらに、急に手術の話が舞い込んできたものだから、大慌てで午後半休にして、飛んできてくれてた。
おかげで、手術室に入る前には一目あえて、少し心が落ち着いたんだった。
生まれた赤ちゃんに一番に会いに行ってくれたのも夫で、たくさん写真を撮ってくれていたのは、急な帝王切開で気が動転していた私にはできなかったことなので、これは本当によかったな。
 

帝王切開での私のトラウマ

帝王切開で産んだということは、その時の私の心には結構な傷を残した。
理由は2つ。
 
1つ目は、帝王切開のての字も想定してなかったのに、入院してすぐに決まった方針転換。その時は、痛くもかゆくもなくて、経過も順調。全くリスクのない妊婦だと思ってたから。
それが、朝10時の入院から、バタバタっとして、午後の15時には赤ちゃんを産んでる。
帝王切開では、麻酔は腰から下しかかけてないから、お腹を引っ張られる感覚とか、医師や看護師の何気ない会話や言葉がまる聞こえで、その時はひと言ひと言に敏感に反応していた気がする。
そして、産まれてくる赤ちゃんにごめんねという思いと、それとは対立した気持ちで、産まれた時の感動はないんだろうなぁというと思いと、とにかくいろんな気持ちが混ざりに混ざっていた。
 
実際にはそんなことはなくて、赤ちゃんがお腹から出てきて、さらに産ぶ声が聞こえて、顔を見て、その1つ1つを確かめるたびに涙があふれてきた。
ありがとう、産まれてきてくれてありがとうと。
ただ、一連のバタバタと急展開、産後の切開の痛み、点滴での子宮収縮剤の痛さ、点滴装置をガラガラひかなくちゃいけないことなどがあって、あんまりいい記憶としては残ってなかった。産後の入院期間は、色でいうとグレーな感じだった。
 
2つ目の理由は、会社の同僚に同時期に出産した人が他にも3人いたんだけど、出産話になった時、そのうちの1人が帝王切開なら産むのが楽でよかったね、なんていうものだから、あのグレーな時を思い出しては、絶対理解してもらえないんだなぁと悲しくなったのでした。
 
この2つが、私にとっての帝王切開でのトラウマ。
これが、次のVBACへの思いにつながるのでした。2人目の出産の話(VBAC)に続く。
 
では!
 
2人目をVBAC(帝王切開後の経膣分娩)で出産した話はこちら。
モヤモヤを解消したバースレビューに参加した話はこちら。