Sweet Meals, Spicy Life -haneri’s diary-

3人育児。合間にごはん。時々おさんぽ。

出産のトラウマやモヤモヤをふりかえるバースレビュー・カフェに参加してきました

先日、出産のトラウマやモヤモヤした経験を振り返るバースレビューのワークショップに参加してきました。

今回参加したのは、マザーズペンクラブさんのバースレビュー・カフェです。予防接種で訪れているひだまりクリニックに、こちらのイベントのお知らせがあったので参加してみました。

 

バースレビューとは

バースレビューとは通常、産後2~3日の間に出産した病院やクリニックなどで行われ、出産の経緯を振り返りながら、その時の気持ちや予想と違ったことなどについて話し、退院後、前向きな気持ちで子育てに取り組めるように行われます。

引用元:バースレビュー・カフェとは : Mother's Pen Club~ペン1本でできるワークショップ~

 

確かに、3人目を産んだ日赤医療センターでも、バースレビューを書く用の紙を頂きました。が、出産直後は帝王切開の痛みと久しぶりの授乳に忙しく、バースレビューを落ち着いて書くってことしてませんでした。助産師さんにも、書いといてくださいね~くらいしか声かけられなかったし、自分の中では思い出してはみたものの紙に書くまではせず、バースレビューの紙は白紙のままでした。多分、こういった方ってとっても多いんじゃないかなと思います。出産したとたん授乳やおむつ替え、赤ちゃんのお世話の夜勤で睡眠不足などバタバタと忙しくなっていって、出産しておわり!みたいになりがち。

 

マザーズペンクラブさんのバースレビュー・カフェ

マザーズペンクラブのバースレビューは、KUNIEさんとNAOKOさんという、ともに二人のお子さんの子育てをされている方々のファシリテーションで進行します。とてもフレンドリーでリラックスした雰囲気作りをされる方々で、これからどんなストーリーが飛び出すかわからないバースレビューという少しセンシティブな内容を含む会でも、素直に話せる雰囲気を引き出してくださいました。

内容はその時だけの秘密ということで、ここでは割愛させていただきますが、出産経験は出産そのものだけじゃなく、医師、助産師、ママ友、義父母、実父母など人とのめぐりあわせも、出産経験の印象に大きく関わるんだなというのがとても印象深かったです。

 

最後に「妊娠・出産とは○○○である」の○○○に言葉を書いて発表するのですが、こちらにたくさん言葉があったので、記載しておきますね。

motherspenclub.blog.jp

 

マザーズペンクラブさんのイベント報告はこちらに掲載されています。(ひだまりくクリニックで開催された時のも掲載されてました。)

motherspenclub.blog.jp

 

バースレビュー・カフェに参加してみて

 私自身、元々このブログを始めた理由の一つは、帝王切開・VBACの両方を経験した自分の出産経験が誰かの役に立ったらいいなと思ったことだったのでそれらの記事を書いているのですが、その過程で実は自動的に3回分のセルフバースレビューをしていました。

だから、バースレビューをすることで出産のモヤモヤを消化するということは、私自身はすでに消化済み!という気持ちで参加したのですが、実際に参加して改めて振り返ってみると、みるみるあの時のあの感情がわきあがってきて、ちょっと感情が揺さぶられるところもありました。ということで、セルフバースレビューでは、完全には消化しきれていなかったのかなと思います。

しかし、今回のバースレビュー・カフェに参加することで、ワークショップ形式で自分の出産経験を客観的に振り返る(リフレーミング)、そして他の参加者の方の経験をじっくり聞くことで本当にたくさんの出産にまつわるストーリーがあるんだなということを再認識して、すとんと腑に落ちたというか、すごくスッキリしました。帝王切開やVBACだけなじゃなく、自然分娩でも本当に様々だし、無痛分娩も成功から失敗その時の医師や家族の発言など、お産の数だけ星の数ほどの物語がありますもんね。

今後同じように振り返る機会があっても、これからはもうあそこまで感情が揺さぶられるような気持ちの状況ではなく、もっと淡々と語れるような、そんな納得感が得られて前に進めたような気がします。

 

マザーズペンクラブさんのバースレビュー・カフェ 今後の開催予定

今後のバースレビュー・カフェの開催予定はこちらに掲載されています。

motherspenclub.blog.jp

 

境遇は違えど、出産経験を語るという同じ目的で人が集まり、しかも少人数でじっくり話ができる・聞ける場所ってなかなかないので、もし、少しでも出産経験でのモヤモヤがある方がいらっしゃれば、バースレビュー・カフェに参加してみることをお勧めします。

 

では!