大地の芸術祭 越後妻有2016に出会う
新潟での1日目は十日町に来ました。
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」とは
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。
今年(2016年)のプログラムはこちら。
実は今回、大地の芸術祭が開催期間中だということは全く知らなかったのですが、十日町にはあっちこっちに大地の芸術祭のアート作品があるよ、とは聞いていたので、それを見たいなとふらっと十日町に来てみました。今回新潟に来ることになったのも目的は義祖母の米寿のお祝いだったし、そこに行く前に少し見られたらいいよねくらいだったんです。それが、幸いにも今回3年に1回の大地の芸術祭の開催期間中に来れちゃいました!
十日町に到着。キナーレへ
十日町についてからは、駅の近くにある越後妻有里山現代美術館を目指しました。
そこで開催されていたのが「水遊び博覧会」
まずは入ってすぐのところに、海賊船がありました。大砲があったり、舵があったり、海賊の衣装や宝物箱があったりと。子どもが上がって実際に楽しめるようになっていたので、長女うりさんも夢中になって、何度も何度も遊んでました。
次に美術館中央の水がはられているエリアに浮かぶアート作品。ここからは入場チケットが必要なのですが、水の中にざぶざぶと入って、アート作品で遊んだり触ったりと楽しむことができました。
更衣室も用意されているので、大人も遠慮なくざぶざぶと水の中に入れます。
ひとしきり水の中で遊んでから、着替えて建物中へ。
建物の中には、発泡スチロールでできた水が入ったプールの作品がありました。
子ども用プールと大人用プールが用意されているのですが、大人用の160cmの私が入っても、胸まですっぽりの深さまでびっちりと発泡スチロールでうめられています。
水の中での動きづらさとか、水をすくった感触とかが、本物の水と同じような感覚だったのがおもしろかったです。マスクの準備と全身すっぽり着用できるレインコートのようなボディスーツも用意されているので、こちらも遠慮なくざぶざぶと入りました。
でも、ポケットにはしっかり発砲スチールの「水滴」のお土産がどっさりでした。
越後妻有里山現代美術館-キナーレ-は常設展もステキ
常設展の展示は、こちらのページから見られます。
個人的には、クワクボリョウタさんの作品に、また出会えたのが嬉しかったです。
テクネが大好きなうりさんも、これテクネに出てたね!と何度も見てました。
あとは、このトンネルも面白かったな。入った瞬間、一瞬でトリップしたようなそんな感覚になりました。
越後妻有里山現代美術館[キナーレ] » レアンドロ・エルリッヒ《トンネル》
こちらは、昔の遊園地にあったビックリハウスみたいな感じ。
越後妻有里山現代美術館[キナーレ] » カールステン・ヘラー《Rolling Cylinder, 2012》
土って、こうやって並べて改めてみてみると、本当にいろんな色があるんですね。淡い素敵な色がたくさんあったな。
越後妻有里山現代美術館[キナーレ] » 栗田宏一《ソイル・ライブラリー/新潟》
現代アートは、見て触って体験できるのが好きです。
キナーレには温泉もある
キナーレには、カフェも素敵なカフェ(越後しなのがわバル)があったのですが、晩ごはんは義祖母の家で食べることになっていたので、我慢。
代わりに、キナーレにある温泉でさっぱりしていくことにしました。
お風呂は2種類の湯船があります。露天風呂はないけれど、窓が広くてゆっくり庭をながめられるような設計で、リラックスできました。あまり混んでいないところもいいです。お風呂上り、げんこつくんは大広間で大の字になってぐっすり。湯上りにゆっくりできたので、親たちも東京からの長旅の疲れをいやすことができました。ここの大広間は、ごはんやビールのメニューもあるのですが、一緒にへぎそばで有名な小嶋屋の出前メニューも置いてあります。
子連れだと、お風呂に入って、移動して、ご飯を食べて移動して・・・というのが大変なので、一か所でおふろもごはんも食べられるというのは、本当にいい。
しかも混んでなくて、子どもを広々したところにいさせてあげながら、親もへぎそばも楽しめるなんて、これはもうリピート決定!です。
今回まったく期待していなかったところに出会った大地の芸術祭。この日だけで他の作品も見たい欲が高まったので、新潟観光(という名の、十日町のへぎそばと寺泊の魚介三昧)の予定は変更して、あと1日大地の芸術祭の方に行ってみることにしました。
大地の芸術祭、二日目に続く。
では!