生まれてきた納得感
いつも予防接種でお世話になっているひだまりクリニックの佐山先生のブログで、子どもの「生まれてきた納得感」のお話が書かれていました。
今の我が家はそれを適切に与えられているかな?やっぱり足りてない?とか思っていたところだったので、ものすごーくタイミングよく、じっくり読んでしまいました。
「母乳は共鳴現象」
「赤ちゃんは生まれてきた納得がほしい」
この二つは、仕事の折々に、特に今でも思いだす言葉です。
共鳴現象がうまくいっているときは、だれになにを言われなくっても、本能でやっているという状態で問題は全くない状態です。
やることに迷いがなくって、自分のしたいようにしてそれでうまくいっちゃう。
お産がよくって自然にそうなった人もいます。
妊娠中にすべき準備もしている人、お産に納得できている人、妊娠出産を通して大事にされた人は自然に子育てできるように感じます。
母としての誕生に際して、大事にされた人は、自分の大事にすべき存在を大事にする力になり、かわいがる力になります。
だから、母は大事にされなければならないのです。
母が大事にされ、余裕があり、笑顔で元気があったら、赤ちゃんにも「生まれてきた納得」をあげられるケアができます。
(途中省略)
子どもを思っての生活の中の行為や工夫の一つ一つが貯金みたいですね。
ささやかだけれど、その子を大事にしてちゃんと向き合った短時間であっても、
その積み重ねは、「子どもの生まれて来た納得」になります。
自分は大事な存在だと信じられるからです。
大事な大好きなママに大事にされてるのは自信になります。
子育ての究極な大きな目標は生まれてきてよかった~という気持ち「生まれてきた納得」なんです。
自分は大事にされてるという自信は自己信頼感になります。
この世はいいところだという世の中への信頼感にもなります。
人生への肯定にもなります。
我が家には、生後4か月になるげんこつくんの上に、6歳と2歳の娘がいます。2歳のはねっこは魔の2歳児の時期なので、いろいろと応えてあげなくちゃいけないことがとってもわかりやすくあるのですが、6歳のうりさんも2歳のイヤイヤとはまた違った形で、イヤイヤを表現してくれる時があるので、やっぱり足りてないのかなと振り返る時が多いです。
とりとめなくなってしまいますが、今の時点での、娘ふたりの言動で多い言葉たち。
2歳のはねっこの場合
- ママ、見て!
- できたー!と言って、報告にくる
- ママ、だっこー
- ママ、これ読んで!
- 踊っていても、ちらちらこちらを見てニコッ
6歳のうりさんの場合
- ママ、見て!
- ママ、聞いて!
- ○○○って何?どういうこと?
- これ描いてみたのー!
- ママ、ぎゅっとして。
どちらにしても、私に見てもらいたい・声をかけてもらいたい・何かを話したいと、とにかく私と何かのコミュニケーションをとることを求めてきます。
ママは一人しかいないのよー!と思っちゃったりもするのですが、これもみな、子どもの生まれてきた納得感とか自己肯定感を得るためには、大切なことなんですよね。
私は、一つ一つちゃんと貯金できているんだろうか?
今のところ、「ママ、見てー!」が連呼されてくると、足りていないような感じがするので、バロメーター的に気を付けてみたいなと思います。
産後の母親にも母親教室を!のひだまりクリニック
ひだまりクリニックは、乳幼児検診や予防接種などを中心に予防医療をされているクリニックで、先生が産後のお母さんにも母親学級が必要と感じられた経験から、ひだまりクラスという産後の母親学級もされています。
一般的に産後の母親向けにあるのは、児童館とか支援センターで赤ちゃんタイムや子育て広場的なものはあるけれど、母親同士のつながり作り的な側面が強い気がします。
なので、ひだまりクラスみたいな専門家が一緒になって母親と語り合う母親学級的な場っていうのは、ありそうでなかなかありません。
ひだまりクラスには、ひだまりクリニックの小児科の先生の他に、助産師さんと、元保育士さんもいらっしゃるので、それぞれの専門からアドバイスされて、産後の悩みに幅広く向き合ってくださるのが、また産後の母にとってはとっても心強い味方です。
クラスのスタイルも、実家に帰ってきたみたいな畳のお部屋で、赤ちゃんを真ん中にみんなで輪になって座って、ざっくばらんに困っていることや悩んでいることを話していくスタイル。
その中で少し先輩の経験のあるママが経験として話したり、先生や助産師さんや元保育士さんが話したりと、スタイルもかっちり決まっているわけではないのが、より話しやすく聞きやすい参加しやすいスタイルにつながっているのだと思います。
次女の時からお世話になってますが、3人目にしても、いろいろと新しく知ることがあるので、とっても楽しく勉強になります。大人気のクラスなので、毎回参加できるわけではないのですが、一人目の産後にも参加してたとしたら、もっと明るい産後になってたんじゃないかなぁと思ったりします。
ひだまりクリニックに関するAERAの取材記事もあったので、最後に貼り付けておきます。
では!