こんにちは、haneriです。
産後入院の後半はほとんど悪露もなくなっていたのだけど、退院して自宅に帰ってきてから少し片付けたり、ちょっと物を動かしたりと、ほんのちょっと動くだけで、ドバーッと悪露が増えたりするので、あー、「産後のからだは全治2カ月のからだ」とはこのことなのねと実感しています。
こんな状態のからだで、床上げまでの産褥期を自宅でどう乗り切るか。
今は産後ケアには心強い味方がたくさんあるので、実際に産後ケアのサービスをお願いしてみた話も交えて残しておきたいと思います。人に委ねるって大事ですね。
産後ケア、特に産褥期のケアにどういうものがあるのかというと、自宅に人が来てくれるサービスから、どこかの施設に入院するサービスまで選択肢がいろいろあります。
産後ドゥーラ
私が今回の出産で病院からの帰宅後、最初に来てもらったのは産後ドゥーラさんでした。運が良く空いてるドゥーラさんを見つけられたので、退院前に申し込みしたら退院の2日後には、プランニングに来ていただきどういうサポートを受けるかのお話しを相談できました。
我が家の場合は、上の子たちのサポートは実家にお願いできているし、沐浴も朝に夫がやってくれているので、自分自身のごはんとちょっとした洗濯や掃除が何とかできれば過ごせそうな今回の産褥期。なので、ごはん作りをメインで、産後ドゥーラさんにお願いしてます(洗濯もの干しとお掃除は残った時間があればという感じです)。
(最初にドゥーラさんに作ってもらった常備菜。こんなにたくさん!自分でやると下ごしらえが大変なので野菜の常備菜を中心にお願いしました。)
利用の申し込方法は、産後ドゥーラ協会のホームページから個々のドゥーラさんにコンタクトをとり、それぞれを日程調整する仕組み。お金も、直接担当のドゥーラさんにお支払いする仕組み。人気のあるドゥーラさんは、2か月先まで予約がいっぱいというケースもあるので、利用したいと思ったら調べ始めた方がよさそうです。
www.doulajapan.com
産後ドゥーラ協会を作った松が丘助産院のある中野区だと、産後ケア事業の中で「産後ケア専門家派遣事業 15時間」というのがあり、そこで産後ドゥーラさんのサポートを受けられるようです。
私の住んでいる杉並区は「子育て応援券」というのがあって産後ヘルパーさんのサービスには使えるのですが、産後ドゥーラさんでも、子育て応援券が使えるようになりました!(2016年6月時点)
最近は、KIDSLINEというベビーシッターサービスでも、産後ドゥーラさんの手配ができまるようになりました。サイト上で、そのドゥーラさんが利用可能かが一目でわかるので、産後ドゥーラ協会のホームページから個々の産後ドゥーラさんにコンタクトをとるよりもわかりやすかったりもします。
産前・産後支援ヘルパー
1.区市町村の事業を利用する
一つ目は区が提供している事業を利用するという方法です。とはいっても、私の住んでいる杉並区の場合には申込書を区の担当部署宛には送るけれど、承認が取れたら指定の業者一覧から好きなところを選んで、自分でその業者にコンタクトを取り派遣してもらう仕組み。指定業者の中からしか選べない反面、1時間あたりの価格が他と比べると安いのと、全額子育て応援券が使えるので、杉並区民にとっては金銭的な面では一番手軽に使えるサービスかなと思います。(区の担当部署への申し込みに1週間ほどかかる場合があるらしい)
デメリットは、対象事業者は一度選んでしまうと途中で変えられないので、選んだ業者やサポート担当者がよく気が付く方であればいいのですが、サポートの質は担当者に依存する部分が大きいかなと思います。料理とかも、あらかじめメニューを決めてくださいとか、掃除もどの部分を掃除してくださいというようなことを細かく指示しないといけないようなので(少なくとも私の選択した業者はそうだった)、産後の始まったばかりの子育てが落ち着かない時にそういった細かい指示を出すのは正直面倒です。
(多分、この辺りのことは家事代行サービスを利用する時にも、同じような問題にぶつかるんだろうなぁ)
あと、赤ちゃんのいる居住スペースがサポートの対象だそうなので、我が家のように産後しばらくはリビングのある2Fで過ごすけれど、寝室は1Fにあるような場合、寝室は赤ちゃんがいる居住スペースではないので寝室のお掃除は対象外だそうです。
気になってるけど、、、自分のカラダが動くようになってから自分でやれってことですよね。。。
他の区でも同じような事業があると思うので、同じように金銭的には一番手軽に使えるサービスなんじゃないかと思います。杉並区のまわりの区だとこんな感じでした。
- 中野区は、産後15時間まで1000円/時間で使える(産後ドゥーラさんも対象!)
- 練馬区は、36時間まで1000円/時間で使える
- 世田谷区は、出産後1年まで、子ども1人つき3回まで
2.民間の会社のサービスを使う
二つ目は民間の会社のサービスを利用するという方法です。こんな産後ヘルパー派遣を専門にやっている会社もありました。
www.sango-helper.co.jp
こちらは、産褥期のママと赤ちゃんの両方のサポートをしてくれるようです。産後ケア施設と産後ドゥーラさんをミックスしたようなイメージです。しかも搾乳機など、一時的にしか使わないけれど、産後にあると便利な産後グッズってあると思うのですが、そういった器具の貸し出しも無料でしれくれるそうです。
産後ケア施設
今回私は選択しなかったけれど、全国に産後ケアセンターと呼ばれる施設やサービスを運営しているところがたくさんありました。1泊いくらで産褥入院ができるところで、ママへのケアが充実しているところ多いです。
毎日マッサージしてもらえるとか、いいなぁ。。。上の子がいなければ、こういったところに入院させてもらって、ゆっくり産褥期の養生に励むというのもいいのかもしれません。
授乳で背中はバキバキ、腰や骨盤はグラグラ。せめて、家事は誰かにゆだねられたら、その分カラダを休ませられますよね。産後の肥立ちは大切です。更年期に苦しまないためにも、産褥期にはきちんと養生することをお勧めします。
www.skincare-univ.com
では!