Sweet Meals, Spicy Life -haneri’s diary-

3人育児。合間にごはん。時々おさんぽ。

帝王切開の産後の痛みの乗り切り方

帝王切開後の痛みは、授乳でちょっと体制を変えるのもイタタタタタッとなるくらい痛かったのですが、こんな方法で痛みを乗り越えました!というのを、残しておきたいなと思います。

 

帝王切開の産後の痛み

後陣痛の痛みは殺される!と思うほどの強烈な痛みだったけれど、それも痛み止めの座薬を入れてもらったらやっと効いて、眠ることができました。それ以降は、後陣痛の痛みもだいぶ収まりつつあったので、あれほどのお腹の中から痛みに襲われることはなかったです。

それより何より次に痛かったのは、切開したところの痛みです。帝王切開って、お腹の表面の皮1枚だけを切っているわけじゃなくて、その下の何層にもわたる膜たちを切りまくっているんですもんね。表面の方から中の方まで、じくじくズキズキ痛みます。

とにかくお腹に力が入らないので、くしゃみをするのも痛いし、咳払いも痛い。病院は乾燥しがちで、特にげんこつくんは冬生まれだったので、ちょっとのどが絡むような時咳払いしたかったのだけど、切開したところが痛くて、咳払いできないというのはつらかったです。

 

あとは、日赤は産後すぐに母子同室で、それは帝王切開の場合でも一緒だったため、オムツ替えや授乳のたびにベッドから起き上がったり、終わって横になったりというのがまた大変。お腹に力が入らないので、ベッドに横になった状態から、横の柵に手をかけて腕の力だけで起きたり寝たりするのですがとにかく痛くて、イテテテっといいながらのっそりのっそり・・・というのは、ほんと辛かったです。

 

帝王切開の産後の痛みの乗り切り方 その1 電動ベッドを駆使してラクラク離床

そんな時に見つけたのが、こちらのサイト。何!?術後のラクラク離床!

ameblo.jp

ベッドの電動リクライニング機能をフル活用してラクラクベッドから離床する方法を、写真つきで説明されているページです。おしりの位置や立ち位置なんかも、丁寧に説明してくださるので、そのとおりにおしりの位置なんかを気を付けて、説明どおりにリクライニングを起こすと、何これ、楽ちん!腹筋の力を使わずとも、腹筋の代わりを電動リクライニングが担ってくれるので、腹筋の力はほとんど使わなくてもベッドから起き上がれ、ちょっとおしりを動かせば、らくらくベッドから立ち上がることができたので、このページを見てから、格段にベッドの離床が楽になりました!

このページを読んでなければ、あそこまでリクライニングを起こすこともしなかっただろうし、最後まで腕の力頼みにしていた気がする。

 

帝王切開の産後の痛みの乗り切り方 その2 とにかく痛み止めを飲む!

後は、とにかく遠慮せずに痛みどめをもらうこと!で乗り切りました。

看護士さんもおっしゃってたのですが、動くと痛みに慣れるというか、どんどん動けるようになるんだそうです。ただ、その動きを妨げる理由が痛みなのであれば、我慢せずに痛み止めをもらって必要以上には時間を空けずに飲んで、動いた方がいいとのこと。確かに今回は、2度目の帝王切開だし。。。と思って、痛み止めを飲みつつ動くようにしていたら、入院の後半には薬もほとんど飲まなくてもスタスタ歩けるようになりました。多分、格段に1度目の時よりも、スタスタ歩いていたはずだし、産後直後の、よたよたよれよれ歩く姿に比べたら、人間の進化の過程の変遷みたいな、入院後半は人間の歩き方になれた気がします。

 

帝王切開でもどんどん歩いて体力を落とさないように!

帝王切開って、産後(術後)の痛みがそれはもう痛いので、ベッドでゆっくり寝ている時間が長くなります。なので、その間に、体力がなくなっていったような気がします。

しかも、慣れない赤ちゃんのお世話でぐったりもしているしね。

だけど、これらの産後の痛みの乗り切り方で、痛みをなるべく緩和して、できればどんどん動いていった方がいいと思います。そうすると、養生する産褥期も、本当に寝たきりで体力をがくんとおとして赤ちゃんのお世話もままならず大変という状態ではなく、てきぱきお世話して、結果、合間の時間が長くとれてより養生できるような気がします。

 

この痛みの乗り切り方って、帝王切開だけじゃなくて、例えば胃癌の手術とか、子宮周りの手術なんかでもお腹を切開することになるだろうから、この経験はこういった手術の人にも役に立つじゃないかなぁと思いました。もし、参考になれば、幸いです。

 

では!