Sweet Meals, Spicy Life -haneri’s diary-

3人育児。合間にごはん。時々おさんぽ。

生後2ヶ月、げんこつくんの入院①

げんこつくん、初めての試練。f:id:hanerim:20160520233157j:image

もうすぐ生後3ヶ月!を目前に、げんこつくんが入院しました。
 

生後2ヶ月、38.3度の発熱 

生後3ヶ月以内に38.5度以上の発熱があると即入院!と言われていて、実際次女のはねっこも2ヶ月過ぎに原因不明の発熱で1週間の入院をしたことがあったので、げんこつくんは同じことにならないようにと、3ヶ月まではお出かけするのもわりと気をつかっていました。
が、残りあと1週間強というところでげんこつくん発熱。38.3度とラインよりわずかに低かったことや日曜の夜だったのと、長女うりさんが2日続けて夜に発熱していたのもあり、それがうつったのかなくらいの感覚で次の日の朝小児科を受診しました。
先生にも、のどがちょっと赤いから風邪でしょう、ということで様子を見ることになり、薬の処方はなく帰宅して自宅で安静にしていました。
 
日中は熱が下がることはなく、夕方にはわずかですが熱が上がったので、夜にかけて上がるのも心配だったので、保険がわりに解熱剤をもらえたらという感じで、再度小児科を受診。先生も、風邪だと思うと見立ては変わらずだったのですが、はねっこの時の入院もあり心配な旨を強く伝えたところ、血液検査をしてみましょうということになりました。
 

念のための血液検査のつもりが・・・

その場で血液検査をしたところ、
  • CRPの値がかなり高い(炎症が起きていることを見る指標)

  • 白血球の値が25500と高い

という結果が出て、次の日までは待てないので即入院しましょう!ということになりました。

 

幸い近所の病院が受け入れ可能だったので、紹介状を持って即受診。

血液検査・尿の検査(管を入れて直接おしっこをとる検査。考えただけでも痛そう!)をしたところ、尿の中に普通ではいない白血球が出たということで、尿路感染の可能性があるとのこと。しかも、膀胱炎は熱が出ないので、今回の発熱ということを考慮すると、膀胱の先の尿管もしくは腎臓が感染している可能性ありという診断がくだり大腸菌に効く抗生剤の投与が始まりました。

 

尿路感染症とは

尿道~膀胱~尿管~腎臓のどこかで感染が起きている状態のことを言うようです。

先生から聞いた説明は、こちらのページにまとめられていたような内容だったので、備忘録のために記載しておきます。

http://www.kodomo-iin.com/HL/HL412.html

http://fukutantankai.jp/DiseaseDetail2.html

 

膀胱の中で感染が起きると膀胱炎、腎臓の方で感染が起きると腎炎というようです。

 

げんこつくんの場合は、入院した日の夜から抗生剤の投与が始まり、翌日には36度代まで解熱したので、抗生剤が有効(=原因は大腸菌と判明)だったのでひと安心。ただ、その時点でもまだ炎症をみるCRP(げんこつくん:9.9。正常値:0.0~0.3)や白血球の値(WBC:げんこつくん:21.4。正常値:3.7~8.2)は下降傾向ではあるが依然高いのでもう少し様子を見ることに。その日は、超音波で膀胱と尿管の辺りの検査もしていただいてました。

 

超音波検査の所見

腎臓の方にはふくらみは確認できなかったそうなのだけど、膀胱と尿管のつなぎ目あたりが若干膨らんでいるようにも見えるので、おしっこが逆流している可能性があるとのこと(逆流があるから膨らんでいる)。ということで、炎症が治まってから、膀胱に造影剤を入れておしっこがでる瞬間のレントゲンを撮り、「膀胱尿管逆流」がないかを見ることになりました。

 

「膀胱尿管逆流」とは

元々膀胱には尿道経由で菌が入っていくので、膀胱まで達したおしっこには菌がいます。通常は、おしっこがたまると尿管の方は弁のような機能があり逆流することはなくそのまま尿道の方に排出されるそうなのですが、赤ちゃんの中にはその弁の構造がうまく機能しなくて腹圧がかかると膀胱から尿管の方に逆流する場合があるようです。

膀胱から逆流したおしっこには菌があるので、その菌が尿管に入り込んで、炎症を起こすようです。菌が腎臓まで行ってしまうと、腎臓を傷つけるだけではなく、腎臓から血液中にばい菌が入って全身を可能性もあるとのことで、抗生剤の投与は最低5日間は必要ということでした。

 

検査の方法や治療・予防などの詳細は、こちらのページにまとめられていたので、備忘録のために記載しておきます。

www.twmu.ac.jp

 

入院1~2日目のげんこつくん

げんこつくんの入院1日目:

体温:38.3度。熱のせいか少しぐったりしている様子はあるが、相手をするとしゃべったりと反応はあるので、そこまでぐったりという印象ではなかったです。上の子がいるので、付き添いではなく預かり入院でお願いしました。

げんこつくんの入院2日目:

授乳以外の時間はほぼ寝ていたので、昼間は授乳しに病院に行っては帰宅して家の片づけをし、また病院に出かけるというような対応。

げんこつくんはお腹の状態とおむつの状態が快適であれば、特に騒ぐこともなく落ち着いていたので、ベッドに拘束されるようなこともなく、抗生剤投与のための点滴とモニターのみが体につながる管だったのは救いでした。寝ている環境は家と同じか、むしろ湿度や温度的には快適だったはずです。解熱後は表情もニコニコしていたし、終始落ち着いていました。おっぱいやミルクも、飲みが悪くなってるという感じはあまりしませんでした。

 

2日目までは、寝てるかおっぱい飲んでるかっていう状態ではあったけれど、 熱が下がってからはぐったり感もなくなり、いつもと変わらない感じになってきたので、よかった。

 

生後2ヶ月、げんこつくんの入院②へ続く。。。

hanerim.hatenadiary.jp

 

 では!