Sweet Meals, Spicy Life -haneri’s diary-

3人育児。合間にごはん。時々おさんぽ。

3人産んで復職して改めて考える「母となってはたらく」

今年の4月に仕事に復職し、また「ワーキングマザー」に戻ったのですが、毎日どちらかという自転車操業のような日々の生活。

 

例えば「ワーキングマザー」でインターネット上で検索してみても、、、

「ワーキングマザー 悩み」
「ワーキングマザー 疲れた」
「ワーキングマザー ブログ」
「ワーキングマザー 割合」
「ワーキングマザー 走る」
「ワーキングマザーとは」
「ワーキングマザー タイムスケジュール」
「ワーキングマザー 辞めたい」

みたいなキーワードがたくさん出てきて、ワーキングマザーをやっていくってことは、他の母たちも、悩んで、くたくたに疲れて、時間に追われてるんだなぁと日々の自分の経験も合わさって強く実感します。

 

そうだよね、仕事と生活と子育てとを24時間でやりくりしていくのだもの、そこに夫や子どもや会社の人や親や・・・といろんな人が関わるのだもの、モヤモヤするよね、悩むよねというのが実感。

 

そんなたくさんのいろんな母たちのいろんな話を、もっとじっくり聞いてみたいなぁ、と思って、今年は「NECワーキングマザーサロン」というプロジェクトに参画しています。

 

NECワーキングマザーサロンとは

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「母となってはたらく」ということをテーマに、考え語り合う会です。

NPO法人マドレボニータが主催し、NECが協賛しています。

毎年度、全国各地で開催され、今年で9年目。運営メンバーは、毎年度募集されるボランティアメンバーで運営されており、今年は北海道の北見市から、愛知県名古屋市までの全13地域、100名以上の人が関わるプロジェクトです。

NEC ワーキングマザーサロン・プロジェクト

参加の条件は、「母となってはたらく」というテーマで考えたい女性。その条件さえ満たせば、今はワーキングマザーでなくても、今は働いてなくても、今はマザーじゃなくても、つまり主婦の方や妊婦さんや学生さんなど、どなたでもご参加ができます。

 

サロンで目指していること

「母となってはたらく」ことに不安や葛藤、望みなどを抱えるひとたちが、サロンに参加することで、少しでも自分のおもいを整理したり、考えを進めるきっかけとなることを目指しています。

そして、それができる前提として「安心・安全な場」を作ることを、運営メンバーは意識して毎回のサロンの開催しています。

 

普段から思っていること、願っていることであれば、まだ、言葉にするのも比較的しやすいかもしれません。が、目の前にいる守るべき人々との日々の生活の中では、自分の中ことに思いを向ける時間は、もしかしたらないのかもしれません。

そんな普段の日々では後回しにしてしまうような「私」自身について目を向けたり、日ごろからモヤモヤしちゃうことや気になっていること、ぼやっとしたイメージがあることなどを、自分を主語にじっくりと考え語りあう場がNECワーキングマザーサロンなのです。

 

いよいよサロン開始!

毎年度、6月~11月まで開催されているこのサロン。

私自身も4月から仕事に復職して、ほぼそれと並行して研修があったので、両立が難しい場面もあったのですが、その研修も無事に終わり、各地域のチームに分かれて、いよいよ6月から全国各地でサロンが開催されています。

 

サロンに参画してみて

まだ開催回数も少ないので、これからどんな展開が待っているのかはとても楽しみです!

サロンの中では、進行役のファシリテーションで、二人組になって簡単なワークをしたり、お互いに自己紹介をしたりをしていきながら、自分の葛藤や不安や思いにたどり着き、それを最後はしゃべりたいと思った人がしゃべってみんなで共有みたいな流れで進んでいきます。

その場で起きることは、すべて必要なこと。起きるべくして起きている。

というのは、今までの研修の中でもよく耳にしていたのですが初回のサロンにおいても、まさにということがありました。

詳しくは書けませんが、あのペアの組み合わせだったからこそ、あふれ出た感情、そのあふれた感情をちゃんと受け止められる人との組み合わせ。

他の人だったら、あそこまでのあふれ方もなかったかもしれないし、受け止められ方もなかったかもしれない。あの日のサロンは、あの時にしかできなかったサロンなんだなぁと改めて思います。

 

こんなドラマティックなことが起きなくても、参加者それぞれの感じたこと・考えたことを共有していくことで、

  • 他の人も同じように夫との関係にモヤモヤしているんだなと理解できたり、
  • どういうコミュニケーションを定期的にとっているのかとか聞いたり、
  • 自分のことに目を向けていいんだ、認めていいんだと認識したり、

と、参加者ご自身の中のアンテナにひっかかることがわかってきたり共有できたりします。

参加者の皆さんも、そんな自分の今の状態に初めて気づいたり、改めて認識したりといろいろな発見があるので、自分の棚卸として、毎年サロンに参加されるリピーターの方もたくさんいらっしゃるようです。育休中の自分の棚卸としても、今の状態を振り返って、言葉にする、という作業は向いているような気がします。

 

アフターサロンもあります

時間帯によっては、例えば午前中開催のサロンであれば、ランチ場所を予約していたりするので、参加者と運営メンバーで引き続きたくさん話ができます。

サロンの時間だけでは、やっぱり話し足りないので、参加者の方はランチに参加される方も多く、先日のサロンでは8割くらいの方がランチまで参加され、引き続きいろんな話が出ました。

 

開催スケジュール

今年の開催スケジュールは、こちらのページから参照できます。

NEC ワーキングマザーサロン・プロジェクト

 

これから毎月1回くらいのでペースで、サロンを開催していきます。

一期一会のサロン。これからどんな参加者がいらしゃって、どんなサロンになるのかとっても楽しみです。私もサロンをとおして、今の私にとっての「母となってはたらく」をじっくり考えていきたいと思います。

 

今年も味わいつくしていきます!