誰も教えてくれなかった女性の働き方 ビジネス・ゲーム
ルールなんて、そんなの知らないし。。。
入院後半はだいぶ時間があったので本を読んでいたのですが、その中の一冊。
私は就職して15年以上になるけれど、その中で「なぜ、あの人が昇進するのか?」とか「なぜ、やりたい仕事をやらせてもらえないのか?」というのは、少なからず思ったことがあったんだけど、この本を読んでいて、いろいろ腑に落ちることがたくさんだった。
正しいと思ってやろうとしたことが、通らなくてフラストレーション!とか、そんなのばっかりだ。。。
なんて思っていた時期もあったし、なんで自分はこんなに頑張ってるのに評価されないの?!とか、どうしたら評価されるようになるの?とか、ただただ一所懸命頑張るみたいな時期もあった。
それに、産休に入る前の仕事では面白みを見つけて、次の復帰後に進みたいキャリアプランも見えてきていたところなので、その準備の準備のためにと手に取った本。
ビジネスをゲームとしてとらえ、そのゲームの解説書として書かれた本だそうなのだけど、客観的に男性はこう考えていてこういう態度を取るが、女性は同じ場面ではこういう態度をとりがちだとい解説があったり、その時男性はどう考えているのか、その時上司はどう考えているのかというような多面的な見方を見せてくれたりするのも、すごく参考になった。
ゲームの基本を知って、そのゲームの戦い方を知り、そのゲームで生き残る秘訣を解説してくれるような3段階の展開で、具体例もたくさんあり、どんどん読み進められる。
特に、私はルールを知らないで、ゲームに参加していることとか、組織を理解し階級を理解することとか、スタッフになるな、ラインになれ!というようなところにガツンときました。
私の職場は女性の管理職もたくさんいる方だと思うし、ワーキングマザーの管理職も増えつつあるけれど、それでも、まだまだ男性の割合が多いのは事実。そして、そこでは、男性社会のルールに則って進められるのも少なくない事実。
そんな中で次のキャリアを目指すには、ちゃんと戦い方を知って、ちゃんと土俵に立たないと、何も始まらないんだなと感じた本でした。
また、何度も読み返したい本。
ビジネス・ゲーム 誰も教えてくれなかった女性の働き方 (光文社知恵の森文庫) | ||||
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女性(あなた)の知らない7つのルール―男たちのビジネス社会で賢く生きる法 | ||||
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