Sweet Meals, Spicy Life -haneri’s diary-

3人育児。合間にごはん。時々おさんぽ。

夫には、パートナーでいて欲しかった。

夫には、パートナーでいて欲しかった。

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年末に、実は離婚の危機がありました。(と、自分では思っている。)

 

理由は、半分は私のマタニティブルーだと思うのだけれど、半分は夫の仕事が忙しすぎて家事への協力がなくなっていたことが原因だったと思います。これから3人育児になって仕事との両立がやっていけるのかただでさえ不安なのに、家庭のいろんなことを私が決めなくちゃいけない、指示を出さなくちゃいけないなんて。

 

私ってば、夫には「人手」だけを期待してるのか。もしそうなら、夫という存在があるから家事を分担してくれることを期待しちゃうんだ。 夫という存在がなければ、はなから期待しないし、自分で何が何でも立っていく。。。

なんてネガティブループになっていたわけです。

その時は、短い間だったのですが夫を家から追い出し、子どもにもお父さんと離れて暮らすかも・・・なんて話もし、このまま離婚の話が進んでいっちゃうかも。。。と思ったのですが、その時の子どもは多くは言葉にしないけれど、本当にとっても悲しそうでした。

親の離婚って、子どもには相当影響を与えるかも。。。このままの状態で年を越すのはよくないかもと思い直し、夫と連絡をとって、年越し前に夫帰宅。その時、お互いにその状態に触れることはなく、日々の生活が再び始まり、時間が経っていきました。

 

それから2か月が過ぎ、出産なんてイベントもあり、何事もなかった日常になりつつありますが、そんなことがあったなというのを、この記事を見て思い出しました。

流し台にある空のコップを目にするたびに、妻は別れたいという気持ちを少しずつ募らせていたのだ。僕は全然気が付かなかったけれど
 
妻は、何をすべきかを自分で考え、工夫しながら家の仕事をうまくこなして欲しかったのだ。何でそれが理不尽に思えたんだろう。
 
我が家の場合、子育てが始まって特に第一子の育休明けてからは、夫は戦友みたいな存在で、一緒に乗り切ってくれているパートナーという感覚でした。
それが、第二子、そして第三子の妊娠中と過ぎていく中で、おそらく夫本人の仕事の忙しさも相まって、前はいろいろ気にしてくれていた部分にまで、気が回らなくなっていったのかなと思います。
 
家のことや子どもたちのことを、こうした方がいいなと考えたり、あそこ何とかしなくちゃと思うのって、たいていが私の方で、その考えを夫に伝えないと気づいてくれない。自分の意志で動いて欲しいのに、そうじゃないことで、大人が2人いるのに、生産性が2倍にならない。夫は、きっと仕事では自分の意志で動くってできているのでしょうけど、家の中のことについてはそうじゃない(100%ではないけれど)
 
そんなイライラな気持ちが落ち着きはじめた頃、やっと友人たちに話すことができ、そしてわかったのは、家庭の中のことをいろいろ考えて方針を決めて実行に移していく、そういう自分を誰かに認めてほしいということでした。
多分一番近くにいる夫に、パートナーとして同じ目線で認めて欲しかったんです。
(実は夫側も同じように、忙しく仕事で頑張っている姿を認めてほしかったんだと、後からわかりましたが。。。)


そうかそうか、承認欲求だったのか。

 

そういうことに気づいてからは、だいぶ気持ちも落ち着き、そして、認めることを夫以外にフォローできるとしたら、自分自身しか自分を大切にできる人はいないなとも思い、もっと自分自身も大切にしようと思い始めました。その方法はとても単純で、人に委ねることを増やすことだったりするわけです。
例えば、産褥期は産後ドゥーラさんや産後支援のヘルパーさんを頼ったり、この先は家事代行サービスを使って人にゆだねる場面も出てくるだろうし、自分自身のメンテナンスでバキバキの背中のマッサージに行ったりもするだろうなと思います。

今はだいぶ落ち着いて、夫との関係も元に戻りました。以前は、元に戻ってもまたいつ爆発するかわからないよという感覚がどこかにありましたが、今は自分自身でのメンテナンスや人にゆだねる方法を知っているので、私は大丈夫という感覚も芽生えてきています。

 

自分が選んだ人だし、最後まで一緒にいたいなとも思うし、子どものことを考えても夫婦円満でいるのが、一番だと今は思っています。

 

そんな一連のことを思い出すHUFFPOSTの記事でした。
 
では!

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